最適クランク長
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日本人身長 日本人ロード選手身長 欧州ロード身長 UCI優勝者身長 優勝者身長 競輪身長
ロードレーサーの体重指数(BMI)
ロードレーサーのBMIは 21.3 前後
誕生
年齢日本人トップ選手欧州トップ選手
人数平均BMI人数平均BMI
'6838 321.9821.62
'6937221.6221.30622.08
'7036220.80921.60
'7135221.511921.42
'7234220.861321.50
'7333221.392321.93
'7432320.403521.46
'7531121.052421.0021.24
'7630221.473021.30
'7729220.073521.18
'7828321.873521.32
'7927121.265121.38
'8026321.225121.10
'8125821.855221.24
'8224620.3420.784721.32
'8323520.134520.9620.81
'8422621.873420.63
'8521720.342720.84
'8620520.731420.69
'8719221.41220.70
'8818120.84 
'8917122.22
・25歳未満の選手は、筋肉量を増やす途中なので体重(BMI)が少ない。
・25〜31歳の競技力がピークの時期のBMIは 21.3 前後。
・32歳以降のBMIが高くなる理由はよく分からないが、
 1.長年の筋肉量増大(競技力向上)の成果。
 2.加齢による回復力の低下を補う為に、筋肉量に余裕を持たせている。
・32歳以降の日本人選手のBMIが高くない理由
 1.国内の重要レースは登りで勝負を決めるコースが多いので、選手は体重を
  軽めに仕上げる。
 2.平坦で長距離のレースがあまり無いので、筋肉量を多くして平坦の
  スピードを高める必要が無い。
BMI(Body Mass Index)とは、体重(kg)÷身長(m)の二乗で算出された指数で、
BMIが男性22.2・女性21.9前後の人は生活習慣病などになりにくい。
厚生労働省が目標とするBMI
年齢BMI
18〜49歳18.524.9
50〜69歳20
70歳以上21.5
'94年に宮城県大崎の40〜79歳の5万1253人のデータを取得し'06年迄の12年
間に死亡した7236人(14%)で平均余命を計算すると、BMIでやせ(18.5未満)が
特に短命で、肥満(30以上)、普通(18.5〜25)、過体重(25〜30)の順であった。
(喫煙者が混ざると統計は歪み、死亡が14%では余命計算の信頼性は低い。)
ロードレーサーの筋肉量と脂肪量
トップ選手は一般人より、筋肉量が5.7kg多く、脂肪量が8.4kg少ない。(身長172.1cm)
 一般人選手
身長172.1cm 
BMI22.221.3
体重65.8kg63.1kg-2.7kg
体脂肪率17.5%5.0% 
体脂肪量11.5kg3.1kg-8.4kg
除脂肪体重54.3kg60.0kg+5.7kg
・トップ選手はBMI21.3・体脂肪率5%で、一般人はBMI22.2・体脂肪率17.5%で、体重・
 体脂肪量・除脂肪体重を計算。
・身長は、日本人の平均身長172.1cmを使用。
・選手の体脂肪率は、4%台から6%未満の中間の5%を適用。
・一般人の体脂肪率は、標準である15%以上〜20%未満の中間値17.5%を適用。
・除脂肪体重の増加分を筋肉量の増加分とする。
一般的に、競輪選手は瞬発系の筋肉で脚が太く、ロード選手は持久系の筋肉で脚が細い、
と言われますが、実際は、脂肪を8.4kg落として全身は痩せていますが、太ももとお尻周辺
を中心に5.7kgも筋肉を増やします。
日本人と欧米人の股下比較
日本人と欧米人の股下を、平成3年の日本人のデータ(AIST)と昭和25年のアメリカ空軍関係者(USAF)
のデータで比較すると、同じ身長の場合、欧米人は日本人より3.03cm・3.8%股下が長い。
 日本人アメリカ人
身長175.54cm 
平均股下80.37cm83.40cm3.03cm3.8%
・アメリカ空軍関係者データ(USAF)の平均身長175.54cmと平均股下83.40cmを基準に、日本人データ
 (AIST)をもとに同じ身長の日本人の平均股下80.37cmを計算した。
・AISTの日本人データは日本人平均とほぼ等しいと考えられるが、アメリカ空軍関係者データは、
 軍人採用試験で、軍人に適した頑強で優秀な身体の人が採用された可能性がある。
・アメリカ空軍関係者データ(USAF)は62年前のものなので、現在では身長などは伸びている。
日本人と欧米人の太腿比率の比較
日本人と欧米人の太腿と膝下の比率はほとんど変わらない。
 フランス人
イノー本
日本人
AISTデータ
男性1.111.104
女性1.141.139
・「ベルナール・イノーのロードレース」(1986年にフランスで出版。1989年9月に日本語訳
 が出版。)の太腿と膝下の平均比率は、男性1.11・女性1.14である。
・イノー本の太腿はAIST身体データの座位殿・膝蓋距離、膝下は座位膝蓋骨上縁高なので、
 この数値で日本人の太腿と膝下の平均比率を計算すると、男性1.104・女性1.139になる。
ちなみに有名ロードレーサーでは、山岳にも強いベルナール・イノーは1.20、ファウスト
・コッピは1.18、エディ・メルクスは1.16で太腿の方が長いが、アワーレコードを樹立した
フランチェスコ・モゼールは1.10である。
PRO TOUR ロードレーサーの身長と出身国平均身長の比較
PRO TOUR ロードレーサーの身長は、出身国の平均身長と比べて数センチ高い。
PRO TOUR ロードレーサー WIKIPEDIA
国別平均身長
人数国名平均身長
6スウェーデン186.3180.2 
3チェコ185.3180.2 
4ルクセンブルク184.3 
54ベルギー183.5 
7イギリス183.0175.1177.3 
13デンマーク182.3180.3 
31オランダ182.2178.8181.9183.0 
3ニュージーランド181.3177.0 
42ドイツ180.8178.1 
3ノルウェー180.3179.9 
14アメリカ180.1178.2 
2エストニア180.0179.3 
12ロシア179.9 
98フランス179.8173.2175.7 
2フィンランド179.5176.7178.2 
2アイルランド179.5 
19スイス179.3175.5 
4オーストリア179.0 
84スペイン179.0169.2170.1173.1177.1
3ポーランド178.7 
8ウクライナ178.6 
79イタリア178.3174.6 
24オーストラリア178.2178.4179.9 
11カザフスタン178.1 
5スロベニア178.0 
2ベラルーシ177.5 
2ブラジル172.0 
6コロンビア170.0 
2ベネズエラ170.0 
 
1カナダ188180.0 
1ハンガリー186 
1リトアニア185176.5 
1スロバキア185 
1ラトビア182 
1クロアチア180176.0 
1日本180172.1 
1アルゼンチン178 
1南アフリカ177 
1ポルトガル172 
・各国の平均身長の情報元はウィキペディアなので信頼性は不十分ですが、それでも全体的に
 見ると選手の身長の方が国平均より高いです。
PRO TOUR ロードレーサーの身長別人数分布
身長人数選手
1592サミュエル・ドゥムラン、ホセ・ルハノ
1600 
1610 
1620 
1630 
1641アレクサンドル・ボチャロフ
1652マウリシオアルベルト・アルディラ
1660 
1670 
1684パオロ・ティラロンゴ
1693パオロ・ベッティーニ、ダミアーノ・クネゴ
17017ジルベルト・シモーニ、ダビ・カニャダ
17111リーヴァイ・ライプハイマー、オスカル・フレイレ、ロビー・マキュアン、ダヴィデ・レベッリン
17217ヤロスラフ・ポポヴィッチ、レオナルド・ピエポリ、トム・ダニエルソン、ヤネス・ブライコヴィッチ
17325カルロス・サストレ、パトリック・シンケウィッツ、コルド・ヒル、シャビエル・フロレンシオ、リゴベルト・ウラン
17426ダニーロ・ディルーカ、カデル・エヴァンス、ルーカ・パオリーニ、ダニーロ・ナポリターノ
17529サムエル・サンチェス、ホセアンヘル・ゴメスマルチャンテ、クリスティアン・モレーニ、フアンマヌエル・ガラーテ
17624アルベルト・コンタドール、スチュアート・オグレディ、ペーター・ヴァンペテヘム、セルゲイ・ゴンチャール
17727アレクサンドル・ヴィノクロフ、シリル・デッセル
17835アレハンドロ・バルベルデ、マイケル・ボーヘルト、オスカル・ペレイロ、エリック・ツァベル
17927フィリップ・ジルベール、サンディ・カザール、アイマル・スベルディア
18054パオロ・サヴォルデッリ、デニス・メンショフ、ヴィンチェンツォ・ニバリ、カールステン・クローン
18139フアンアントニオ・フレチャ、ダヴィト・コップ
18239イヴァン・バッソ、リーナス・ゲルデマン、マルツィオ・ブルセギン
18333トル・フースホフト、アンドレアス・クレーデン、ステファン・シューマッハー、デーヴィット・ザブリスキー
18424アンドレイ・カシェチキン、アレッサンドロ・ペタッキ、ダニエーレ・ベンナーティ
18524マイケル・ロジャース、フレデリック・ゲドン、レイフ・ホステ
18619フランク・シュレク、ファビアン・カンチェッラーラ、クリストフ・モロー
18716セバスティアン・ラング
18814トーマス・デッケル
18911イェンス・フォイクト
19012アレッサンドロ・バッラン、ジョージ・ヒンカピー、ウラディミール・カルペツ
1915アクセル・メルクス
1925トム・ボーネン、デーヴィット・ミラー
1933スタフ・シェイリンクス
1942グスタフエリック・ラーション
1953アルノー・コイヨ
1963バート・ルーセムス
1971ヨハン・ヴァンスーメレン
1983マニュス・バクステッド
日本人ロードレーサーの平均身長が低い理由
日本人トップ選手66人の平均身長が171.3cmで、同年齢の日本人の平均身長より0.77cm低い理由。
・日本国内の重要レースは、勝負所の登りを登れる比較的軽量な選手数人で優勝が争われる。
・身体能力やフィットネスレベルが全く同じ場合、登りでは身長が低く体重が軽い選手が有利なの
 で上位に入賞しやすく、適性があると思い競技を続ける。
・競技を始めたばかりで脚筋量の不十分な時期は、身長が高く体重が重い選手は登りの多い日本の
 レースで勝ちにくく、その後に競技を続ける意欲を持てず諦めてしまう。
・日本には、大柄で筋肉量の多い選手が得意な平坦や中小のアップダウンを繰り返す長距離のワン
 デーレースが無いので、大柄な選手が育ちにくい。
・サイクルロードレースは、ヨーロッパではサッカーに次ぐメジャースポーツで身体能力(身長)
 の高い選手が集まるが、日本ではマイナー競技なので身体能力(身長)の高い選手は、高収入な
 プロ競技(競輪・野球・サッカー)に流れてしまう。
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